世田谷観光だより

〜世田谷を中心に東京ローカルをたのしむ〜
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2018年7月13日(金)来訪
大田区北嶺町の「御嶽(おんたけ)神社」 (Click!) に参拝しました。

室町時代は天文4年(1535)のご鎮座といわれています。江戸時代後期に木曾御嶽山で修行した一山行者が来社して信者が急増し、天保2年(1831)に現在の大きな社殿を建立したそうです。

「嶺の御嶽に三度参拝すれば木曾御嶽山へ一回行ったのと同じ」と言われたそうで、関東一円から木曾御嶽山を信仰する人たちが多く参拝したとのこと。「嶺の御嶽」というのは当時の地名が「嶺村」だったからのようです。

本殿壁面には、見事な彫刻が施され、大田区の文化財に指定されています。

[主祭神]
国常立尊(くにとこたちのみこと)
[ご祭神]
国狭槌尊(くにさづちのみこと)
豊斟渟尊(とよくもののみこと)
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街中、平地に建つ神社ですが、鳥居脇の「御嶽神社」と刻まれた大きな石の社号標や木々の豊さが“森感”を大いに醸し出しています。
【PH左・右】狛犬さんは狼。【PH中央】本殿の彫刻。ぐるりと、いろんな物語や故事にちなんだ精巧な彫刻で飾られています。天保2年の作、当時の状態がそのまま保たれた貴重なものです。写真は養老の滝、「孝」を表しているそうです。
[きっかけの神さま&散策ポイント]
7月1日に引いた神さまカードは「国之常立神(国常立尊)」。「平常は表に出てこないけど、ここぞという時に出現し世にはびこる悪神を退治する神さま」とホッタさんから教わりました。なんだかスカッとする!とお会いしに行くことに。5・6月の神社参拝に続きRさん、そしてホッタさんの神さまカードリーディングのお客さまNさんがご一緒してくださいました。

この神社の“森感”、山の雰囲気、心地いいなぁ〜とみんなで口々に言っていたら「『霊神の森』づくりの目的と経緯」という案内チラシを発見。平成21年(2009)に、宮脇昭先生監修で氏子さん等約350名もの人の手で境内に植樹をしたのだそう。この宮脇先生というお名前にびっくり! 先生の著書『鎮守の森』(新潮文庫) (Click!) はとっても面白くて印象に残っている本なのでした。土地本来の植物の持つ力、人間と植物との関係、ナルホド!と膝を打つ感じ。ご一読をおすすめしたいです♪

ご神木の夫婦松の脇に、小さなお社がありました。手を合わせた時にすーっと風が吹いて一服の清涼感。大鳥神社だそうです。酉の市も立つ嶺の御嶽神社。東急大井町線「御嶽山」駅からすぐです。ぜひ三度参拝しよ♪と思ったせたがやかんこうあるじでした。
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大鳥神社とNさん、Rさん
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夏越の大祓に向けて茅の輪がありました
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2018年6月18日(月)来訪
墨田区押上の「高木神社」 (Click!) に参拝しました。

室町時代、応仁2年(1468)の創祀といわれ、本年(2018)6月で鎮座550周年を迎えたお社です。かつては「第六天社」と呼ばれていたところ、ご祭神の高皇産靈神の別名「高木の神」からとった現在の名称に改めたそうです。

高皇産靈神は天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)と並んで「造化の三神」と呼ばれます。「産霊(むすひ)」は「生産・生成」を意味する言葉であり、神皇産霊神とともに「創造」を神格化した神とされているのだそうです。

6月1〜3日に行われた大祭の写真が鳥居脇に掲げられていました。提灯を掲げ装束もあらためた氏子さんたちの姿もおさめられています。この土地でずっと大切にされてきている神社なんだなということが伝わります。

[ご祭神]
高皇産靈神(たかみむすびのかみ)
ふつうは「阿・吽」形になっている狛犬さんですが、ここは口の開き方がおんなじような…と思ったら、HPに「左右同型で阿吽の違いはない」との解説がありました。弘化2年(1845)、江戸末期の作だそうです。前足のカーブが可愛らしい!
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[きっかけの神さま&散策ポイント]
6月1日に引いた神さまカード、飛び出てきたのが「高皇産靈神」でした。「飛び出せ!」と言ってくださっているね、というホッタさんのコメントに、お会いしに行ってみよう!と検索。するとこの神さまだけをお祀りしている高木神社に出会いました。HPで“高木が神格化されたもの”という解説を読んで、ムムム…!? 高木の神のすぐそばに東京スカイツリーがあるのか…!!と何だか面白く感じました。5月 (Click!) と先日(日比谷神社) (Click!) に続き、Rさんが同行してくださいました。

高木神社のすぐ近くにある「飛木稲荷」 (Click!) さんにも立ち寄りました。境内の大きな銀杏は、東京大空襲の際に燃え盛る火を食い止めてくれた木だとの説明札がありました。木肌に大きな焦げた痕がありますが、今も青々と葉を茂らす銀杏。多くの人の感謝が生命力を与えているのかな。

いろんな「木」に出会った神社散策、スカイツリーでは地元・墨田区の銘品を扱う「すみだまち処」 (Click!) にも立ち寄りました。墨田区の今昔に思いを馳せる1日となりました。
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手水舎のRさん越しのスカイツリー!
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赤枠:スカイツリーと高木神社、緑枠:飛木稲荷
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2018年6月16日(土)来訪
「日比谷神社」 (Click!) にお参りしてきました。
新橋、汐留の両駅のほど近く、かつて赤穂浪士たちが討ち入り後に泉岳寺に向かって歩き、現在は多くの車が行き交う第一京浜沿い、新虎通りと交差する地に位置するお社です。

創建は古いようです。記録にあるのは慶長11年(1606)江戸城築城に当たって、現在の日比谷公園大塚山というところから氏子とともに芝口に移動しましたが、日比谷という社号は変わらず引き継がれたのだそうです。その後昭和3年(1928)に新橋四丁目に、そして平成21年(2009)、現在の東新橋二丁目に鎮座されました。
日比谷にあった頃から霊験あらたかな「旅泊(さば)稲荷」として有名で、新橋の地に移ってからは「鯖稲荷」と表記を変えて親しまれてきたそうです。

[ご祭神]
豊受大神(とようけのおおかみ)
祓戸四柱大神(はらいどのよつばしらのおおかみ)
 瀬織津比賣大神(せおりつひめのおおかみ)
 速開都比賣大神(はやあきつひめのおおかみ)
 気吹戸主大神(いぶきどぬしのおおかみ)
 速佐須良比賣大神(はやさすらひめのおおかみ)
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鳥居の奥にそびえるのは共同通信。日テレ、電通もすぐ近く。すべてこの日比谷神社の氏子地域とのこと。小さなお社ですが、背後にメディア群を背負い、前方に望む虎の門ヒルズを受けとめている、そんな力強い姿に見えました。
【PH左】銀座方面から眺める第一京浜。この先、左手に日比谷神社はあります。【PH右】新橋駅近くに立つ地図、中央てっぺんあたりに、しっかり表記されています。

[きっかけの神さま&散策ポイント]
ある時ホッタさんからいただいた「大祓詞」。声に出して読んでみると、意味はよくわからずとも、何とも音が美しいのです。あぁこれが言霊ということかな? と感じました。そこに登場するのが、今回お訪ねした「祓戸四柱大神」です。6月30日の「夏越の大祓」にはちょっと早いけど、2018年の半分を、感謝して、祓っていただく気持ちでお参りしてきました。5月にひき続きRさんと、今回はホッタさんの神社ツアー日枝神社編 (Click!) にご参加のFさんがご一緒してくださいました。ありがとうございました。

肌寒いくらいのお天気、モーニングであったまろう!と参拝後は“銀ブラ”発祥のお店「カフェーパウリスタ」へ。江戸から現代の東京まで、新旧を想像しながらの散策も楽しい、汐留・新橋・銀座です。
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2018年5月15日(火)来訪
富士吉田は「新屋山神社(あらややまじんじゃ)」 (Click!) にお参りしてきました。
溶岩流台地の上に、富士山を背に建つお社です。室町時代後期、天文3年(1534)の創建、山を守る神、産業の神として信仰されてきたそうです。

今回参拝した本宮のほかに、富士山の二合目に奥宮もあるそうです。
この神社のことを調べている時に、金運をもたらす神社であり特に奥宮のお力は大きい、と解説しているサイトを見かけました。願いが叶った御礼でしょうか、赤い鳥居がいくつも奉納されています。

[主祭神]
大山祗命(おおやまつみのみこと)
[祭神]
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
木花開耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)
[末社]
小御岳社、稲荷社
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富士吉田駅屋上から
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お昼は吉田うどん
[きっかけの神さま&散策ポイント]
今回は「石長比売(いわながひめ)」を訪ねました。この神社の「小御岳社」にお祀りされています。5月に「日本の神さまカード」を引いた時に登場された神さまでした。

また、今回の神社散策の日程を詰めているころ、「東京大神宮」のツアー (Click!) に参加してくれた友人のRさんとばったり再会! ご同道くださることになりました。「新屋山神社」から、水の流れに沿って脇道に入って進んで行くと「北口本宮冨士浅間神社」 (Click!) にたどり着き、こちらも参拝。

古事記の勉強をしているというRさんといろんな話をしながらの楽しいプチ旅! 行きは富士吉田駅からバス利用、帰りはてくてく歩きました。駅までの道すがら「御師(おし)」の家が並びます。そしてその先には霊峰・富士山の姿。

緑に包まれた身近な山から、遠くにそびえる富士まで、いろんな山を眺め触れた1日でした。
「新宿バスタ」から高速バスで2時間ほどで富士吉田駅です。東京から日帰りでも楽しめるこのエリア。どうぞお出かけになってみてください。
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北口本宮冨士浅間神社の参道
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御師の家並と富士山
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2018年5月4日(祝・金)来訪
武蔵国一の宮「氷川神社」 (Click!) に参拝しました。
日本一長いと言われる参道を、端折らずに通して歩くことにしました。
ホッタさんから、参道の長さはその神さまのお力の強さを表すと教えてもらいました。
じょじょにその強さに体を慣らすために必要な距離だとか。
武蔵国とは現在の東京都・埼玉県および神奈川県北東部、と聞くと、何と多くの人が住む地域の一の宮であることか! と驚きます。そのお力たるや大変大きなものだろう! と深くうなずけます。

およそ2400年前の創建という氷川神社。日本武尊が参拝され祈願されたり、その後も源頼朝、徳川氏など歴々の武家からも崇敬されてきたそうです。

[御祭神]
須佐之男命(すさのおのみこと)
稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
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[きっかけの神さま&散策ポイント]
今回は「大宮盆栽村」を訪れるついでの立ち寄り参拝でした。いつか行ってみたいと思いながらの初参拝。ついでなんて畏れ多い、またゆっくりじっくり再訪したいと思いました。

一の鳥居をくぐる時に撮った写真に、綺麗な光が差していました。よく来たね〜と言ってくださっている、と勝手によい解釈をして参道を歩きました。
車道1車線と歩道が続き、途中からさらに道幅は広がります。ゆったりとした美しい並木の間を行きます。この距離2kmほど。もうこれだけで心洗われる感じです。

拝殿の脇から、氷川神社の境内を含む大宮公園を徒歩で通り抜けて東武野田線の大宮公園駅まで20分くらい。大宮盆栽村の玄関口に到着です。この盆栽村の街並みがまた心地よい。氷川神社参拝にあわせての盆栽村散策もおすすめです。
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